はじめに
牡丹と芍薬は亡き父が好きで少しずつ種類を増やしていました。今でも毎年庭を彩ってくれます。
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という美人のたとえで有名✨ですが違いについてまとめていきます。


(暗いのは申し訳ありません💦)一輪の写真は牡丹・花瓶に生けてあるのが芍薬です。違いわかりますか⁉︎
違いについて

✅牡丹(ぼたん)
- 咲きごろ:4月中旬~5月上旬(芍薬より先に咲き始めます)
- 分類:落葉低木(木のような植物)
- 茎:木質(冬でも茎が残る)この写真がよくわかると思います。「木」に咲いていませんか?枝を見ると分かりやすい☝️
葉🌿:見比べると違いがよく分かります。芍薬の葉の方がツヤツヤ✨

特徴:花がとても大きく、豪華で華やか。花の色は赤、ピンク、白、黄色など豊富。



我が家は、黄色い花が一番遅くに咲くます。ほぼ芍薬と同時に咲きます🥀種類ごとに楽しめる時期が異なるのも楽しみの一つです。
✅芍薬(シャクヤク)
- 分類:多年草🌱(毎年地上部は枯れる。根から新芽が出る)
- 花期:5月中旬~6月上旬(牡丹より少し遅い)
- 茎:草質(冬には地上部分が枯れる)
- 特徴:花は牡丹よりやや小ぶりだが、整った美しさ。花色も豊富で、香りがよい品種もある。香りに釣られて⁈室内に飾るときには、🐜蟻さんがついてくることが多いので気をつけます☝️写真撮る時にもやっぱりいました!見えますか⁉︎↓
一瞬バラのようにも感じるほど🌹



金キャラ木とも映えます📷金キャラ木についてはこちら💡
育て方の基本
✅ 牡丹を育てるポイント
項目 | 内容 |
---|---|
🌞 日当たり | 日なた〜半日陰(強すぎる西日は避けたほうが良い) |
🌱 土壌 | 水はけが大切。 |
💧 水やり | 根腐れに注意。乾燥気味に育てる(表土が乾いたら水を) |
✂️ 剪定 | 花が終わったら花がらを取り、秋に不要枝を切る |
❄️ 冬越し | 木質なので冬も茎が残る。特別な防寒はあまり不要。 |
📝 ワンポイント:
湿気に弱いので、梅雨時期の蒸れ対策が大事。風通しの良い場所に植えましょう。そのため、少し空間を開けて植えているようです。
両親は毎朝に花が終わると切っていました。綺麗に咲くにはほんの一手間ですね✂️🌸

✅ 芍薬を育てるポイント
項目 | 内容 |
---|---|
🌞 日当たり | よく日の当たる場所(花付きが👍) |
🌱 土壌 | 水はけの良い土がベスト |
💧 水やり | 芽出しから開花までやや多め、夏以降は控えめに |
✂️ 剪定 | 花後に花がらを取り、秋に地上部を切り戻す※ 年末に全てを仮払いきで刈っています! |
❄️ 冬越し | 地上部は枯れるが、根は冬越し可能。 |
📝 ワンポイント:
どちらも「日当たり」「水はけ」「風通し」が育成のポイントです🌞
※切り戻す?✂️🌳
✂️ 切り戻す = 不要な部分を切って整えること!伸びすぎたり、形が乱れたり、元気がなくなってきたときに、元気な部分だけを残して、他をカットする作業。
🌸 切り戻しのメリット
- 新芽が出やすくなる(更新のサイクルをつくる)
- 株が蒸れにくくなる(病害虫の予防)
- 見た目がスッキリ整う(庭もきれいに!)
牡丹の場合
「木」だから、完全に地面で切り戻すことはしないけど、枯れた枝や古い枝を整理する剪定(せんてい)をする感じでやると良いそうです✂️
芍薬の場合
- 花が終わってしばらくすると、葉が枯れたり、茎が茶色くなってくる
- そのままにしておくと病気のもとになるし、見た目も悪い👀
- 秋になったら、地面のすぐ上くらいで茎をバッサリ切る

「年末に刈払い機で刈って欲しい…」と言われ、なんで一度に切らないのか…と不思議でした。育てるポイントでした‼︎
花言葉🌺
牡丹(ぼたん)の花言葉
- 王者の風格
- 富貴
- 豪華
- 高貴
- 恥じらい
👉 特に「富貴」や「豪華」は、牡丹の堂々とした大輪の花にぴったり。中国では縁起の良い花とされ、お金や繁栄の象徴としても愛されています。



芍薬(しゃくやく)の花言葉
- 恥じらい
- はにかみ
- 思いやり
- 謙虚
- 清浄
最後に


牡丹も芍薬も華やかなお花ですよね。春の日差しによく映えます☀️
いつも「綺麗だね〜」と花々に声をかけていた、亡き父の姿を今でも鮮明に憶えています。母が一人になっても守り続けているのは、父と選んで・共に育てた花への思い出がそこにあるからだろう…と感じます。
おまけ…
今日、母からまたひとつ教えてもらいました。
この時期の畑にはアスパラガスも育つようです。「アスパラは一度植えると50年は持つのよ」と母。「引っこ抜かずにね。」と。美味しそう🎵


こちらは「いろいろな菜葉(なっぱ)…⁉️」と言ってます。面白いから種を買ってみた、と。(調べてみると、おそらく) アイデアル カラフル:カラフルな茎をした西洋フダンソウらしいです。若い茎をサラダなどで食べるようです。初めて食べるので、火を通したくて、チャーハンに入れてみました。シャキシャキとクセのない食べやすい野菜でした。二人の子ども普通に食べてましたよ👌
明日も楽しく・心まるく過ごせますように✨
✿この記事を書いた人:まる
幼稚園教諭・保育士・放課後児童支援員として、保育に20年以上関わってきた50歳の母です。
家庭では、軽度知的障害のある子どもときょうだい児、2人の子育てに奮闘中。
本ブログでは、障害育児のリアルや暮らしの工夫を発信していますが、自然や植物に触れる時間も大切にしています。
植物好きの両親の影響で、季節の庭づくりや草花の記録も時々発信中🌷
「同じような境遇の方の心が、少しでもまるくなれば」そんな思いで書いています。

コメント